## まとめ
欲求や習慣は、本質的に潜在する動機に対処しようとする試みである。
ある習慣が動機にうまく対応できたら、また行いたいという欲求が高まる。そのうちに、Youtube を見ていれば不安を忘れられるとかを予測する様になり、実際に不安になったときに Youtube をみる習慣が形成される。
## 詳細説明
どの行動にも、表面的な欲求と、もっと深くに潜在する動機がある。
欲求は、深くに潜在する動機が具体的に表れたものにすぎない。
欲求は年々変化しているが、動機は昔から変わっていない。
動機は人間が動物として備えている無意識的な欲求で、「子孫を残す」「食物と水を得る」「コミュニティに所属する」などが当てはまる。
例えば、「ラーメンが食べたい」という欲求があったとする。
この時の動機は「生きるために食べ物が必要だから」ということになる。
他の例:
- Twitter は「社会的に承認される」
- ゲームは「地位や名誉を獲得する」
- Youtube は「孤独や不安感を忘れさせる」
## 動機を対処する方法について
動機を対処する方法はひとそれぞれである。
例えばストレスが溜まった時にゲームをする人もいれば、煙草を吸う人もいる。
解決策と問題を結び付けたら、その習慣を繰り返す。
過去の経験をもとに分類し、ふさわしい反応を決めている。